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Vol.61 生活習慣病の保障が厚い保険とは

投資や保険など、お金に関する様々な質問や相談に
幅広い分野のプロフェッショナルがズバリ答えるこのコラム。

今回もVol.57Vol.58Vol.59Vol.60に引き続き、
「メタボリックシンドローム対策に最適な医療保険とは?」
を取り上げます。

Q.先日、40代の夫が会社で健康診断を受けてきたのですが、
肥満がさらに進んでしまって散々な数値だったようです。

まだ住宅ローンも残っているし、子供も小さいので、
夫には健康管理にもっと気をつかって欲しいのですが、
お酒が好きなこともあって外食が多く、
さらに運動不足が追い討ちをかけていている有様です。

病気も心配なので夫には医療保険に入ってもらおうと考えていますが、
メタボリックシンドローム対策にはどのような保険が最適でしょうか。

ぜひ、くわしく教えてください。

(30代 女性)

今回はファミリーリスクコンサルタントとして
家計のリスク管理について豊富な相談実績を持っている
ファイナンシャルプランナーの豊田眞弓さんに答えてもらいました。



豊田眞弓 プロフィール

ファイナンシャルプランナー
ファミリーリスクコンサルタント

「マネーカウンセリングネットWealth」を基盤に
個人相談業務を行うほか、マネーコラムの寄稿、
記事の監修、講演などで活躍。

保険、住宅ローン、教育資金、資産運用など、
広く家計のリスク管理をテーマとしている。

ライフワークとして子どもの金銭教育にも携わる。

■メタボリックシンドロームって?

「メタボ」などと略されて、肥満の代名詞のように言われている
「メタボリックシンドローム」ですが、
厳密には、一定の内臓脂肪型肥満に、
高血糖、高血圧、高脂血症のうち2つ以上を合併した状態をいい、
改善を図る必要性が指摘
されています。

診断基準の1つがウエスト周りのサイズで、
日本では、男性は85cm以上、女性は90cm以上が目安になっています。

食生活の変化もあって、今や日本人男性の2人に1人が
メタボリックシンドロームかその予備軍と言われています。

メタボリックシンドロームからの発症リスクが高いとされるのが、
糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患で、
慢性化しやすく合併症も起きやすいものです。

ガンの中にも、内臓脂肪型肥満の影響を受けて
起こるものもあると言われています。

今年4月、国は40歳から74歳を対象に
メタボリックシンドロームの特定健診を導入、
メタボリックシンドロームまたは予備軍と判定されると、
改善のための保健指導を行うという
「特定健診制度」がスタート
しています。

■メタボリックシンドローム対策向けの医療保険

blogFIN61.jpgさて、ご質問いただいた「メタボリックシンドローム対策に適している医療保険」ですが、たとえば終身型の医療保険で、メタボリックシンドロームの結果、起こりやすい五大生活習慣病(糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患、ガン)に対する保障が厚めになっている保険があります。

下に商品例を示しましたが、一般の病気で入院すると日額5000円ですが、5大生活習慣病なら1万円。

1入院の限度日数も、一般60日に対し、
5大生活習慣病は120日。

手術給付金も、一般の病気・ケガは
一律10万円のところ、5大生活習慣病は20万円。

5大生活習慣病に手厚い医療保険は他にもありますし、
ガン・心筋梗塞・脳卒中の3大生活習慣病に強い保険も
たくさんあります。

ただし、これらの保険は健康診断などの結果で
異常を指摘されたことがある場合、
その内容によっては加入できないことも
あります。

<商品例>
data.gif
今回は、メタボリックシンドローム対策向けの
医療保険の中身を見てきました。

次回は、いよいよご相談者さんの場合はどうしたらいいかです。

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2008-06-17 11:27  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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